ATBには、よくホームページからPAやスタジオに関するお問い合せをいただきますが、
アルバイトの応募のお問い合せも、同じぐらいいただいております!
そんな音響屋さんを目指している方のための記事も更新して行こうと思います!
現場に出るときの肝が縮こもる気持ちは、1?年経った今でもそんなに変わらないトガワです。
その前に、学生さんとかだと、業者にコンタクトをとるという壁もありますね。
私が初めて音響屋さんにコンタクトをとったのは、20歳のとき。
ネットはもちろん、携帯電話すら持っていない時代でした。
東京で美大浪人をやめて音響を目指すと決心し、音響業者リストから電話番号をひろい、
緊張で泣きそうになりながら電話をかけていました。(実際泣いてた)
…この先は話が長くなるのでやめときます。
ホームページからお問い合せができるなんて、いい時代ですなー。
入り口が簡単だと、出口に向かう率も高いのかもしれませんが…。
なんにしろ、やってみないとわからない事もたくさんあるので、どんどんトライしてみてください!
さて、表題の本題に入ります。
音響屋といっても、ステージワークとオペレートで道具も変わってくるので、
ステージワーク用アイテムは番号で、オペレートはアルファベットにしました。

これはおとといオペで持って行った道具たちです。他社さんの助っ人だったので、最小限でOK!
自社の現場では、さらにMy工具箱を持参しています。
★ステージマンの7つ道具+α★
0) 革手(革手袋) …昔は豚革でしたが、今はゴムっぽい作業用手袋。機材を運ぶのに必須。(写真忘れた)
1 ) 油性ペン(マッキー) …ビニテとゴムで一体化すると便利。よく人に貸すので、これなら失くしにくい。
2) ビニテ(ビニールテープ) …白と目立たないグレー。
3) マグライト(ペンライト) …電池は単3が便利。ワイヤレスマイクの電池の中古を使えるから!
4) テスター(自動OFF付) …分電盤の電圧を測ったり、導通を調べたり、電池残量を計ったり。
5) ドライバー(小さめ) …ワイヤレスマイクなどのchを変えたり、ラックのねじをまわしたり。
6) はさみ …ビニテは手でちぎってもいいけど、はさみだときれい。
7) 筆記具 …油性だと台本に裏写りするからね。赤ペンもほしい。蛍光ペンは照明で消えがち。
以下、個人的に要ると思うもの
8) ホッチキス …現場で台本がバラけると経験上悲惨です。風の強い野外とかね。
9) ドラムのチューニングキー…これはATBならではかな?出番多いです。
★オペレーターの道具★
上記に加えて、
A) ヘッドフォン …私は折畳めるからこれ。
B) フットスイッチ …デジ卓だと要らないけど。
C) 書かれるもの …ノートはジャマなので、メモ紙。
D)メディア …CD、MD、カセット(チェック曲入り)
★個人で持っていくのはしんどいけど要るもの★
・布ガムテープ、養生テープ …黒、白、シルバー
・ビニテのバリエーション …転換が多い現場とかに。
・工具類 …電源工事と、たまーにハンダ作業したりする。
私の美学では、ツールを持ったまま機材を運べるように、ワンポーチに収まるようにしています。
よくなくすので、名前もだけど「PA」と、電話番号も書いています。
ビニテとマジックは、忘れた人や進行さんに貸すことが多いので、2セット持ってます★
初めて現場に出る方は、革手袋とビニテとマジックとマグライトだけは必須!
あと、服装は全身「黒か濃いグレー」だよん!

以上、参考までに!